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「令和7年度 道路標識・標示等に関する意見交換会」が、9月12日(金)名古屋市内で開催されました。 この会議は、より見やすくわかりやすい道路標識の整備を目的として、国土交通省中部地方整備局と当協会中部支部が意見交換を行う場として、平成8年からスタートし、本年で29回目を迎えました。回数を重ねるごとに充実した内容になってきております。 本年の道路標識・標示等に関する意見交換会には、国土交通省中部地方整備局道路部より道路情報管理官 長谷川裕修様、 交通対策課長 高橋寿様をはじめ幹部の方々3名の皆様にご出席をいただきました。 公務ご多用の所、この意見交換会にお時間を作っていただきましたことに、あらためて感謝申し上げます。 全標協側からは、支部役員及び技術部長と三重県協会の担当者が参加しました。 開会にあたり 全国道路標識・標示業協会 中部支部 加藤淳一支部長の挨拶に続き、国土交通省 中部地方整備局道路部 道路情報管理官 長谷川裕修様よりご挨拶をいただき意見交換会に入りました。 |
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◇ 事業概要等について 全標協中部支部より、「令和6年度の活動報告及び令和7年度の事業計画」の説明をしました。 続いて、中部地方整備局より「交通安全事業に関する最近の話題」の説明をいただきました。 はじめに、交通事故の現状として、自転車関連事故との比較や、若年層の自転車関連事故の割合について説明された。次に生活道路における今後の交通安全対策として、千葉県八街市事故を踏まえた対策の進捗状況の説明と、生活道路の画的対策と小中高生の交通事故への対応、高齢者を対象とした交通安全対策、交通島を活用した二段階横断施設について説明された。 次に、道路標識の視認性点検の試行について、直轄国道においては、点検要領案を作成し、視認性点検の試行を開始し、中部地方整備局管内では愛知県の国道155号で実施が予定されている説明と、高速道路の安全性の向上と道路交通法施行令等改正概要について説明されました。 ◇ プレゼンテーションについて 意見交換会では、毎年全標協より道路標識や交通安全施設に関わる新技術などの提案をさせていただいています。 この様な提案や協会側からの各種の標識・標示等に関わる現場の情報については、回を重ねるごとにより専門的な質問、報告が具体的に行われ、中部地方整備局から毎年ご質問やご意見をいただき、活発な意見交換の場となっています。 本年は、下記のプレゼンテーションと各県協会からの話題という構成で意見交換をいたしました。 <プレゼンテーション> 1 道路標識板の視認性・機能診断 2 道路標識点検診断士制度、登録標識・路面標示基幹技能者制度、路面標示施工技能士制度について <各県協会からの話題> 1 通学路への交通安全施設施工寄贈について(知多市) 2 多様な役割を担う交差点名標識の現状について 3 総合評価落札方式における道路標識点検診断士採用について 4 歴史ある街並みの交通安全について まず、プレゼンテーションでは道路標識板の視認性・機能診断について全標協本部より、道路標識劣化に伴う視認性と判読性プレ実験実施結果と解析について説明をしました。次に、協会として協力・実施している資格制度として、道路標識点検診断士制度、登録標識・路面標示基幹技能者、路面標示施工技能士について説明をしました。 各県協会からの話題として、愛知県協会より通学路への交通安全施設施工寄贈について、令和7年度愛知県知多市で実施した取り組み内容について説明し、静岡県協会より多様な役割を担う交差点名標識の現状について、劣化度調査の実施結果について報告しました。次に、岐阜県協会より総合評価落札方式における道路標識点検診断士採用について、入札現場の状況について説明し、三重県協会より歴史ある街並みの交通安全について、景観に配慮しながらも、費用対効果の高い交通安全対策を実施する方法や景観保護の安全対策の両立を可能にする方向性について説明しました。 ◇ 中部地方整備局から 中部支部内それぞれの県協会の発表を聞いて、標識・標示にかかるいろいろな取り組みについてよくわかりました。道路行政に対して我々の施策等にどのように繋がっていくのか、取り組むべきことが多くあると感じました。昨年度策定された国土強靱化基本計画についても、今後どのようになるのか不透明ではございますが、私どもも交通安全事業を進めていくにあたって、交通安全事業とは非常に人の生活に不可欠で大事な事業ですので、皆さまのご協力や様々な提案をいただき、我々の施策に結びつけて連携しながらやっていきたいと思います。とのお言葉をいただきました。 ◇ 最後に 今回の意見交換会は、全標協本部技術部長より道路標識板の表面劣化に伴う視認性及び判読性についての実験結果を紹介し、各県協会からの話題として交通安全施設寄贈の報告、交差点名標識劣化度調査、歴史ある街並みの交通安全の取り組み方など、今後の対策に繋がる活発な意見交換ができ、多くの成果を得ることができました。 中部地方整備局のご協力に深く感謝申し上げます。今後も継続して道路標識・標示等に関する意見交換会を開催し、交通事故の抑止や交通安全施設の整備並びに老朽化対策にも貢献して参りたいと存じます。 |
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